腹の底から笑うと
嫌なことも忘れて
気分がスッキリしますよね？

笑うことは
疲れた時のストレス解消にもなりますし
健康にも良い影響を与えることは
よく知られています。

でも実は！

それが
作り笑いであっても
同じような効果を得られる場合が
あるそうです。

作り笑いのやり方についても
ご一緒に学んでいきたいと思います。

作り笑いの効果とは？

作り笑いでも
顔の筋肉を動かすことで
脳に刺激が伝わり
本当に笑っていると
脳が錯覚することがあるそうです。

その場合
たとえ作り笑いでも
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が
活性化するという研究結果があります。

NK細胞とは
体内のウィルスや異物を倒し
免疫力を高めてくれる
頼もしい細胞です。

また
ガン細胞の働きを
抑制する働きがあることでも
注目されています。

さらに
作り笑いでも
眼輪筋（がんりんきん）や
大頬骨筋（だいきょうこつきん）が動くことで
脳の一次運動野が刺激され
血流が良くなり
脳卒中の予防にもなるという
意見もあります。

そして
眼輪筋を動かすことは
顔のたるみやシワができるのを
防ぐことも期待でき
美容的にも良い効果があるようです。

もっとNK細胞について
↓知りたい方はコチラです。
NK細胞とは何？笑いとの関係は？働きやガンの治療効果は？

ストレス解消にも効果的？

受験勉強や日々の残業
人間関係や将来への不安
様々なプレッシャーから
現代はストレス社会などと言われています。

笑ってなければ
福を逃すと言われても
人生笑ってばかりいられるわけもありません。

ストレスの原因を全て排除できれば
それに越したことはないのですが
せめて少しでも軽減できれば・・・

作り笑いをすると
顔の筋肉が動くので
血流が良くなり
副交感神経の働きが優位になる
という話もあります。

副交感神経が優位になると
癒しや幸せを感じるホルモンである
セロトニン神経が活性化し
リラックスしたり
ストレスを軽減したりするそうです。

ストレスが減ってくれば
心に余裕ができますから
本当に笑うことも増えて
さらにストレス解消！健康的に！
という良い循環が
生まれるかもしれませんね。

正しい作り笑いのやり方

作り笑いが良い効果を生むことは
色々と報告がなされていますが
のべつ幕無しにやればよいという訳では
なさそうです。

「作り笑いをすることが辛い」
という状態で無理にやってしまうと
それが
逆にストレスになってしまうかもしれません。

それでは本末転倒
(ほんまつてんとう)ですからね。

飽くまでも

〝作り笑いができる程度の余裕があることが
更なる効果を生む〟

と考えたほうが良さそうです。

また
美容面においても
無理矢理に笑顔を作ると歪んだ笑顔になり
かえってシワを増やしてしまう
恐れもあるので
鏡を見ながら
左右対称に笑えているか
目が笑っているかを
確認することをおすすめします。

笑いじわや
ほうれい線の解消法を
知りたい方はコチラの記事を
↓是非ご覧ください。
笑いじわやほうれい線の原因は？目元や口元のしわの解消法は？

最後に

今回のような
健康や美容に関する情報は
医学的なものもありますが
中には
民間療法のような不確かなものもあります。

また
今まで正しいとされてきたことが
実は間違っていたなんてことも
よくある分野だと思います。(逆も然り)

鵜呑みにしすぎないこと！
無理してまで実践しないこと！
何事も

〝過ぎたるは猶及ばざるが如し〟
(すぎたるはなおおよばざるがごとし・度が過ぎることは
足りないことと同じくらい良くないということ。)
を念頭に
この記事を参考にしていただけたら
幸いです。

最後になりますが
作り笑いの心理や
見分け方の記事も
是非ご覧ください。
⇒作り笑いの心理と見分け方は？下手でできない人向けのやり方も！