思い出し笑いをするときの心理とは?
止まらない人は癖や病気が原因なの?!
思い出し笑いって
無意識にしてしまいますよね。
頻繁にしてしまう人や止まらない人は
癖や病気が原因なのでしょうか?
今回は
『思い出し笑い』について
色々とご紹介したいと思います。
思い出し笑いとは?
笑い(わらい)とは
楽しいときや嬉しいときなどを
表現する感情表出行動の一つです。
そして
私たちの日常の笑いのほとんどは
実は「思い出し笑い」なのです。
笑いというのは、
その時に起きた出来事によって
起こされているのではなく
そのときに起きた出来事と
過去の記憶の中の出来事が
結びついて起きるといわれています。
ですので
思い出し笑いとは
「記憶」と関連していて
その場の出来事だけで
笑っているわけではなく
繰り返しになりますが
過去の記憶と
その時の起きたことが
結び付けられて
起きているということです。
思い出し笑いをしている人の心理は?
『思い出し笑い』や
『一人笑い』を
している人の心理についてですが
実は心理的には
自覚症状がなく笑っているそうです。
脳内での空想や
ある出来事を思い出して
そのストーリーが
流れていている状態の
空想の中の出来事です。
特に意味もなく
笑っているわけですから
外出中などは
周りの人からすると
気持ち悪く思われてしまう危険もありますが
空想の世界や
自分の世界ということなので
問題もないですし
誰でも経験があることですからね。
ただし
思い出し笑いや一人笑い
をするような人は
「Hな人」や「想像力が豊かな人」が
多いといわれています。
もちろん傾向ですので
絶対にそうであるということでは
ありませんが
心理的に考えると
「Hな人」や「想像力が豊かな人」が
思い出し笑いや一人笑いをしやすいと
いえるでしょう。
引き笑いの心理についても合わせてご覧ください!
⇒引き笑いで心理状態や性格が分かる?原因や治す方法は?
思い出し笑いが止まらない人は癖や病気なの?
思い出し笑いや
一人笑いが止まらないという人は
自分だけの空想世界に没入してしまい
無意識に一人笑いや
思い出し笑いの
癖が出てしまっているだけなので
特に問題ないと思います。
ですので
癖になってしまっているあなたは
あまり悩まずに
空想ばかりにならないように
何か没頭できるようなことを
見つけてみてはいかがでしょうか。
運動や集中できるような趣味を見つけて
没頭するのも良いと思いますが
癖自体に問題があるわけではないので
安心してください。
しかし
気を付けてほしいのが
空想や妄想の問題ではなく
精神的な影響で思い出し笑いや
一人笑いをしている場合は
病気の可能性があります。
もちろん
現実と空想や妄想の区別が
付いているのならば
思い出し笑いが
問題だということはないと思います。
しかし
現実逃避が目的であったり
他人とのコミュニケーションが苦手で
寂しさを紛らわすかのように
思い出し笑いや一人笑いを
意図的に繰り返しているのならば
病的だと言えます。
その場合
総合失調症(とうごうしっちょうしょう)
のケースが考えられるでしょう。
総合失調症自体とは
珍しい病気ではなく
有病率(ゆうびょうりつ
・病気をしている人の人口に対する割合)の
1~2%程度の人がかかっていると
言われています。
ですので
周りの人で
この総合失調症の人がいる
可能性もあります。
そもそも総合失調症とは
どのような症状になるのか
ということですが
陽性症状(ようせいしょうじょう)と
陰性症状(いんせいしょうじょう)の
2種類があります。
・陽性症状
陽性症状は
幻想・幻聴・空笑・独り言などが
代表的な症状です。
突然
何かを思い出したように
笑い出したり
誰もいないのに
話をしたりする症状の人です。
特徴は落ち着きがなかったり
興奮するなどの症状が見られます。
・陰性症状
自分の中で
悩みや様々なことが
消化できなくなり
引きこもりの症状がでます。
特徴は
なにも意欲がわかなくなり
集中力が続かなくなります。
このような症状がある場合は
心療内科に通う必要があります。
ですので
思い出し笑いが多い人で
癖である場合は問題はありませんが
病気の症状がある場合は
すぐに病院へ行く必要があります。
最後に
今回は
思い出し笑いについて
ご紹介してきました。
思い出し笑いは
自然に起きることなので
全く普通のことです。
しかし
頻繁にしてしまう場合
それが癖なのか
病気なのかの
違いはあります。
もしもあなたが
病的だと少しでも
感じてしまった場合は
病院へ行く必要があるということは
忘れないようにしてください。
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